
皆さんは『ダンバー数』というのをご存じですか?
人間が安定的な社会関係を維持できる人数の上限を指すこの言葉は、コミュニケーションを語る上で重要な示唆を与えてくれます。
今回は普段はあまり聞きなれない『ダンバー数』について、内容と具体例を1分でわかりやすく解説します。
編集長
ダンバー数は、チームや組織作りをするときに参考にすべき数値です
もくじ
1.『ダンバー数』とは

『ダンバー数』とはイギリスの人類学者であるロビン・ダンバー先生が提唱した『人間が安定的な社会関係を維持できる上限人数=150人』を指す言葉です。
ダンバー先生は、霊長類が親密なグループを形成できる上限は大脳皮質の大きさに関係することを突き止めます。
これを人間にあてはめた結果が150人だったというわけですね。
2.『ダンバー数』の具体例

ダンバー数を裏付けるデータをいくつか見てみましょう。
<ダンバー数を裏付ける例>
・狩猟社会の村や氏族の平均人数:153人
・新石器時代での村の住民数は120~150人
・ドイツ系移民の宗教集団は、一つの共同体の構成員が150人を超えると共同体を分ける
・毎年クリスマス・カードを送る相手とその家族を合計した人数の平均:154人
現代社会にあてはめると、
・軍隊の中隊(最小の独立部隊)の人数規模は150人程度。
・学問の世界で、一分野の研究者の数は150人程度。
・効率よく仕事をするための、部やチームの構成員は最大150人程度。
そう言われてみれば、世の中そのくらいの単位で動いているものが多いですよね。
3.『ダンバー数』の使い方

いくつか例文を見てみましょう。
【例1】ダンバー数の理論でいうと、友達を1000人つくることは不可能だ。
【例2】人と会いすぎて疲れてしまうのは、ダンバー数と関係しているかもしれない。
【例3】SNSの友達が10,000人以上いるから、ダンバー数を優に超えてるね。
編集長
4.まとめ

コトバと言うのは面白いもので、例えば『何かあったの?』と聞くのと『何があったの?』と聞くのとでは印象が全く異なります。『か』と『が』と言う、たった『点2つの違い』だけでも相手に与える印象が違うんですね。
今回紹介したダンバー数は、それ自体はみんなが何となくわかっていることを言語化しただけなのかもしれません。でも、その言葉を使うか使わないかで、あなたの知的印象度は大きく変わります。
嫌味のない範囲で、使える言葉はどんどん使って行きましょう!
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