【栗山ノート】5分でわかる!話題の書籍を超解説!書籍を買わなくてもこれを見れば要点は完ぺき!

こんにちは、ITキャリアフロンティア、編集長のまさっちです。

今回は、元プロ野球選手であり、元プロ野球チームの監督、現在はスポーツジャーナリスト、教授でもある栗山英樹さんについて取り上げます。

栗山さんは、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の日本代表監督としての活躍が印象的で、彼の指導力や采配には多くのファンや関係者から高い評価が寄せられています。

そんな彼が日ごろから大事にしている、哲学等をまとめた本著。そのエッセンスを紹介することで、人生をより良く生きるためのヒントが得られるかもしれません。是非参考にしてください!

1.著者の略歴

著者である栗山英樹さんは、1961年生まれの元プロ野球選手で、現在はスポーツジャーナリスト、教授、そして元プロ野球チームの監督としても知られる方です。創価高校、東京学芸大学を経て、1984年にヤクルトスワローズに入団し、俊足巧打の外野手として活躍しました。

引退後は解説者やスポーツジャーナリストとして活動し、また白鴎大学の教授としても教鞭を執っています。その後、北海道日本ハムファイターズの監督に就任し、1年目にはパ・リーグ制覇を果たしました。2016年には2度目のリーグ制覇、そして日本一に輝き、正力松太郎賞を受賞しました。また、監督として通算1000試合、500勝を達成し、球団歴代2位の通算527勝を達成しました。

そして何と言っても、WBS(ワールド・ベースボール・クラシック)の日本代表監督としての活躍には目を見張るものがありました。栗山監督の采配や指導力には、多くのファンや関係者から高い評価が寄せられています。

2.栗山英樹さんのWBCでの活躍

栗山英樹さんは、野球界で数多くの実績を持つ名将の一人として知られています。彼の指導力や采配には、多くの選手やファンから高い評価が寄せられています。特に、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)での彼の起用方法には、彼のすばらしさが存分に表れています。彼のすばらしさを物語る3つの特徴を解説します。

特徴①:選手の特徴を見抜く力

栗山監督の最大の特徴は、選手の特徴を見抜く力にあると言えます。大谷翔平選手の起用方法がその好例です。

栗山英樹監督と大谷翔平選手の関係は、非常に深いものがあります。栗山監督は、大谷選手がプロ入りした頃から彼を注目し、期待していたとされています。実際、栗山監督がヤクルトスワローズの監督を務めていた2012年に、大谷選手が高校生ながら一軍キャンプに招待されたことがあるほどです。

その後、大谷選手が日本ハムファイターズに入団した際には、栗山監督は彼に対して期待を寄せ、彼の成長を支えるよう指導してきました。そして、2023年のWBCでは、栗山監督は大谷選手を、投手としてだけでなく、打者としても起用することで、彼の能力を最大限に引き出し、日本代表の優勝に導きました。

栗山監督の選手の特徴を見抜く力は、彼が長年にわたって野球界で培ってきた経験と知識に裏付けられています。彼は、選手たちの実力やポテンシャルを正確に見極め、その選手に合った起用方法を考えることができます。例えば、大谷翔平選手に対しては、投手としても打者としても起用することで、彼の多彩な才能を最大限に引き出し、チームの勝利に貢献しました。

特徴②:柔軟な采配

栗山監督のもう一つの特徴は、柔軟な采配にあると言えます。例えば、WBCでのダルビッシュ有投手の起用方法は、その一例です。ダルビッシュ投手は、当初は先発投手として予定されていましたが、急遽リリーフ投手としての起用が決まりました。しかし、栗山監督は、その状況に柔軟に対応し、ダルビッシュ投手をリリーフとして起用することで、チームの勝利に貢献しました。

特徴③:選手に対する信頼と尊重

栗山監督の最後の特徴は、選手に対する信頼と尊重にあると言えます。彼は、選手たちを信じ、彼らが持つ能力を最大限に引き出すことに注力しています。WBCでも、選手たちの能力を最大限に発揮させるために、選手たちとしっかりとコミュニケーションをとり、彼らに自信を持たせるよう努めました。また、彼らのプライベートにも目を向け、適切な休息や食事などの管理も徹底して行いました。

WBCでの村上選手の起用方法も特徴的でした。村上選手は、強打の4番として期待されていましたが、開幕戦では苦しんでいました。しかし、栗山監督は彼を4番として起用し続け、その信頼を寄せ続けました。その結果、村上選手は徐々に調子を上げ、準決勝では逆転の2ランホームランを放ち、決勝でも活躍し、チームの優勝に大きく貢献しました。

編集長

仕事に対するストイックさがにじみ出ていますね。

3.書籍「栗山ノート」の構成

本の目次はその本全体を把握する上で非常に重要です。目次を見ると、何が書いてあるかの全体観が見て取れます。

特に本著「栗山ノート」は、「論語」「書経」「易経」など古典や経営者の著書から抜き出した著者の野球ノートを紹介した1冊であるため、その目次だけで何を言いたいかがおおむねわかります。

編集長

特に特徴的なものに赤線を付けました。忙しい方は、そこを見るだけで充分です。

第1章 泰然と

1.一日は一生の縮図なり
2.無私
3.我事において公開せず
4.差し出口
5.成功は常に苦心の日に在り、敗時は多くの得意の時に因ることをさとる
6.溌溂颯爽(はつらつさそう)
7.霜を踏みて堅氷に至る
8.至誠にして動かざる者未だこれ有らざるなり
9.捨欲即大欲(しゃよくそくたいよく)
10.荘子曰く、十目(じゅうもく)の視る所、十手(じゅつしゅ)の指す所、其れ厳なるかな、と
12.大畜は剛健質実にして輝光あり、日にその徳を新たにす
13.徳は孤ならず、必ずとなりあり

第2章 逆境に

1.習坎(しゅうかん)はまことあり。これ心亨る(とおる)。行けば尚(たつと)ばるることあり.
2.人の強みとは清らかな心と優しさです
3.十善法語(じゅうぜんほうご)
4.人生二度なし
5.一燈照隅
6.五事を正す
7.道とは人が踏み行うもの。徳とは人が体得するもの。仁とは人が親しむもの。義とは人が則るもの。礼とは人が守るもの。
8.直・方・大なり。習わずして利ろしからざるなし
9.徳とは困難を乗り越えていく権謀
10.君子は能く(よく)時中す
11.尺蠖(せきかく)の屈するは伸びんがため
12.知者は惑わず、仁者は憂えず、勇者は恐れず

第3章 ためらわず

1.これを知る者はこれを好むに如かず。これを好むものはこれを楽しむに如かず
2.世の人は我を何とも言わば言え。我が成すことは我のみぞ知る
3.人間の価値=仕事への執念×心のきれいさ
4.時宜(じぎ)に叶わざることは拘泥(こうでい)すべからず
5.人間が出来ないと環境に支配される
6.すべては反対から始まる
7.うまくやろうとするな
8.自分の好きなものを追求していくと、どんどん自分が変わる。そして変わるということは、成長するということです。
9.一日之を暴め(あたため)、十日之を寒(ひや)さば、いまだ能く(よく)生ずるもの有らざるなり
10.萌し(きざし)と兆し
11.君子終日乾乾し、夕べに惕若(てきじゃく)たり。あやうけれども咎(とが)なし
12.学びて思わざれば則ち罔し(くらし)。思いて学ばざれば則ち殆ふし。(あやうし)

第4章 信じ抜く

1.夫れ(それ)の主将の法は、務めて英雄の心をとり有功を賞禄し、志を衆に通ず
2.すべて上に立つ者は、得意な方面があることが良くない。専門分野を持つべきではない
3.深沈厚重(しんちんこうじゅう)
4.天真
5.人は必ず陰徳を修すべし
6.一を以てこれを貫く
7.信賞必罰
8.嫌うは嫌うほど追いかけてくる
9.三方良し
10.敬を以て所と作せ
11.大壮は貞(ただ)しきに利(よ)ろしとは、大なる者正しきなり。正大にして天地の情見るべし

第5章 ともに

1.人間は短い言葉が大事だ。人間は短い言葉によって感奮興起(かんぷんこうき)していく
2.及知玄徳己深遠
3.強くなりすぎれば必ず折れる
4.夢を見ることは重荷を背負うこと
5.商売をする上で重要なのは、競争しながらでも道徳を守ることだ
6.感動は推進力だ
7.人間たるもの、自分への約束を破る者がもっともくだらぬ
8.惜福、分福、植福
9.稚心(ちしん)去る
10.やるか、やらないか
11.君子は世を没して名の称せられざるをやむ
12.天の時は地の利に如かず。地の利は人の輪に如かず
13.おわりに

4.書籍「栗山ノート」で押さえるべき3つのポイント

このように、「栗山ノート」には、人生についての哲学的な視点からの考え方が書かれています。この本から押さえるべき3つのポイントを紹介します。

ポイント①:「泰然と」の精神

人生には成功や失敗、幸福や不幸などの様々な出来事がありますが、それらに対して自分自身をコントロールし、泰然としていくことが大切です。栗山監督は、「至誠にして動かざる者未だこれ有らざるなり」と言い、真の誠実さを持って静かに自分を見つめ続けることが重要だと説いています。

また、「大畜は剛健質実にして輝光あり、日にその徳を新たにす」という言葉もあります。大畜は、人が努力して自分の力を高めることで得られるものです。努力を重ね、自分自身を磨き上げることで、輝かしい人生を歩むことができます。

ポイント②:「逆境に」打ち勝つ力

人生には、逆境や苦難が必ず訪れます。栗山監督は、「尺蠖(せきかく)の屈するは伸びんがため」という言葉で、小さなことからでもコツコツと努力を続けることが大切だと説きます。

また、「知者は惑わず、仁者は憂えず、勇者は恐れず」という言葉もあります。知恵を持って冷静に状況を判断し、優しさを持って周りの人を助け、勇気を持って困難に立ち向かうことが大切だということを表しています。

ポイント③:「ともに」人生を生きる力

人生において、一人で孤独に戦うことはできません。栗山監督は、「君子は世を没して名の称せられざるをやむ」という言葉で、他人に対する尊敬や感謝の気持ちを持ち、人々と共に協力し合うことが大切だと説いています。

また、「感動は推進力だ」という言葉もあります。人々が共感し、共感を得ることで、より大きな力を生み出すことができます。人々を感動させることで、自分自身の成長につなげることが大切だということを表しています。

5.まとめ

いかがでしたか?本記事では、「栗山ノート」に書かれた哲学的な視点からの人生の考え方を紹介しました。

泰然とした精神や逆境に打ち勝つ力、ともに人生を生きる力など、人生に必要な要素が書かれています。自分自身をコントロールし、努力を続けることで、輝かしい人生を歩むことができます。

きっと、この本から得られることは多いはずです。是非参考にしてください!

編集長

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