
「資産運用を始めてみたいけど、何から始めたらいいかわからない」
「AIがおすすめの投資先を自動で提案してくれればいいのに…」
今回はそんな疑問にお答えします。
本記事で紹介するのは、投資初心者が最初に検討しておきたい『おすすめのロボアドバイザー3選』です。
投資を始めようとしている方も、始めて間もない方も、ロボアドバイザーを使えば投資のベストプラクティスを体現できますよ!
編集長
ちなみに「いきなり結論を見たい!』方はこちらをクリックしてください。当該箇所に飛べますよ!
それでは早速見て行きましょう。
もくじ
1.ロボアドバイザーとは?

ロボアドバイザーとは、投資家にあった最適なポートフォリオ(資産配分)をAIが提案したり、自動で投資商品を売買してくれるサービスのことです。
サービスにもよりますが最低投資額は1,000円から。利回りは3~7%程度が目安。
定期予期の利回りが限りなくゼロに近い状況と比較するとアリですね。
編集長
ロボアドバイザーは基本的に「分散投資」の考え方に基づいて運用しています。これは「未来の値動きなんてわかるはずがないから、あらかじめ複数の資産に投資しよう!そうすれば何かがダメになっても他でカバーでき、トータルで安定運用ができるはず!」という考え方。最近注目の、王道の考え方ですね。
2.「アドバイス型」と「投資一任型」がある

ロボアドバイザーには「アドバイス型」と「投資一任型」の2種類があります。
それぞれの特徴を見て見ましょう。
| アドバイス型 | 投資家が指定した「資産運用の目的」「運用期間」「目標額」「リスク許容度」などを踏まえ、 最適なポートフォリオ(資産配分)をアドバイスしてくれるサービスです |
|---|---|
| 投資一任型 | 投資家が指定したポートフォリオ(資産配分)を維持・最適化するために、 投資商品の買付けや売却を自動で行ってくれるサービスです |
ロボアドバイザーは、投資に関する専門的な知識がなくても少額から気軽に、分散投資のベストラクティスを実現できるのが最大の魅力です。
パソコンやスマホから、誰でもいつでもどこからでも、簡単に利用できるのでおすすめですよ!
3.ロボアドバイザーの利回りは?

一番気になるのはロボアドバイザーの利回りですよね。
複数あるロボアドバイザーの中で、大手3社が提供するサービス(ウェルスナビ、THEO+docomo、楽ラップ)について比較しました。
参考にしてくださいね!
| THEO+docomo (テオプラスドコモ) |
ウェルスナビ (Wealth Navi) |
楽ラップ (楽天証券) |
|
|---|---|---|---|
| 分類 | 投資一任型 | 投資一任型 | 投資一任型 |
| 利回り (※1) |
6カ月:6.4~16.6% 1年 :▲3.1~▲1.4% |
6カ月:7.5~20.0% 1年 :5.3~5.4% |
6カ月:7.3~18.4% 1年 :0.9~3.5% |
| 最低 投資単位 |
1万円 | 10万円 | 10万円 |
| 運用手数料 (年率) |
預かり資産額の 0.715%~1.10%(税込・年率)のみ |
預かり資産の1.10%(税込み) ※3,000万円をこえる部分は0.55% |
0.715%(一律:税込み) |
| 投資対象 | 海外の上場投資信託中心 | 海外の上場投資信託中心 | 国内の上場投資信託中心 |
| ポートフォリオ | 231通り | 8コースの中から最適なものを提案 |
※1)利回り情報は日経新聞のサイト(https://www.nikkei.com/article/DGXMZO65670050Q0A031C2000000/)より。2020年9月末時点
上記の利回りは2020年9月末時点のものです。1年利回りはコロナ禍で大きく落ち込んだ分を織り込んでいますし、6カ月分は、その後の急回復分を反映しています。
これを見るとウェルスナビが一歩リードな印象ですね。
編集長
ウェルスナビやTHEO+docomoは国際分散投資を掲げるロボアドバイザーです。世界経済のGDP成長率が3~4%程度ですので、コロナ禍を加味しても遜色ない利回りが得られそう…手数料も最低投資単位も異なりますので、分散投資の考え方でロボアドバイザーも1つに執着せず、複数を試してみるのもアリですよ!
4.ロボアドバイザーの運用コストは?

ロボアドバイザーを利用するには一定の費用がかかります。
優良なサービスには相応のコストがかかるのは仕方のないことですね。
でも安心して下さい。「アドバイス型」サービスであれば、ほとんどが無料で使えます!
「全自動売買はさすがに怖いな」「じっくり検証してから自動売買をしたい」という方が多いと思いますので、特に問題はないかと思います。
一方で「投資一任型」を利用するには「サービス利用手数料」が必要です。
サービスにより料金体系は様々ですので、詳しくは次章をご参照ください!
編集長
通常の投資では、ファンドマネージャーが資産運用をしています。この場合、資金の2~3%程度の手数料がかかります。一方でロボアドバイザーは、サービス利用手数料と投資信託手数料の合算で資金の1%前後が相場です。コスト面でも人件費分?のメリットがあるのが分かりますね!
5.おすすめのロボアドバイザー3選

それでは、大手3社のサービスを詳しく見て行きましょう。
【第1位】プロ並み運用が売り!THEO+ docomo
THEO+ docomoは、AIを搭載したロボアドバイザーで、最低投資額1万円、運用報酬年1%、追加の手数料なしというのが魅力です。
変更・解約・出金の申込みは365日24時間いつでも可能で、少額から取り組みやすい嬉しいサービスです。
THEO+ docomoは、株式会社お金のデザインとNTTドコモとの協業サービスで、dカードによるおつり積立機能やドコモ口座との連携も売りの一つです。
運用面では、最大約30銘柄もの世界のETF(上場投資信託)を組み合わせて、年齢や金融資産額に応じた231の運用ポートフォリオを構築。少額から国際分散投資を行うことが可能です。
また、搭載されたAIが、世界中の膨大な自然言語情報や市場データを収集・分析し、その情報をもとに銘柄や資産クラスが一定期間後に大幅に下落するかを判断。
大きな下落リスクのある銘柄の比率を下げ、保守的なポートフォリオへと変更してくれます。
これまで機関投資家しか利用できなかったハイクラスな資産運用を個人でも利用できるようにしたサービスです。
~あわせ読みたい!~
【簡単】ロボットアドバイザー『THEO+docomo』の始め方をわかりやすく解説!![]()
【第2位】日本最大手!ウェルスナビ(WealthNavi)

WealthNavi(ウェルスナビ)はいま最も勢いのあるロボアドバイザー。
預かり資金残高および運用者数が全ロボアドの中でトップとなっています。
海外の上場投資信託を組み合わせた8コースの中から、最適なポートフォリオを提案してくれます。
手数料を最大0.99%(年率)まで割引してくれる「長期割」サービスや、収益にかかる税を少なくするための「自動税金最適化機能」などを持っているのも魅力ですね。
【第3位】手数料がお得!楽ラップ
年率のトータル費用は固定報酬型で預け資産の0.715%(税込)と、低コストで運用できる点が特徴的。
主な投資対象は国内の上場投資信託で、為替変動リスクを負わないという利点があります。
株式市場の相場変動リスクが高くなると、株式の投資割合を少なくする「下落ショック軽減機能」を持っているのがユニーク。
最適化されたポートフォリオ、および「下落ショック軽減機能」の適用の有無を選択して運用を一任することができます。
6.リスクを取れば利回りもあがる

各社とも、利回りの数値には幅がありますが、これは、投資家が指定するリスク許容度に応じたものです。
一般的にハイリスクの商品はハイリターンの傾向にあり、このことはロボアドバイザーを使った場合でも同じです。
リスク許容度を大きめに指定すればハイリターンが期待できますし、リスク許容度を小さく指定すれば、その分ローリターンになるわけですね。
日経新聞の記事にわかりやすいグラフがありますので是非参考にして下さい!
<ロボアドとバランス型投資のリスク・リターン>

出所)日経新聞のサイト(https://www.nikkei.com/article/DGXMZO65670050Q0A031C2000000/)より引用
編集長
リスクとリターンはトレードオフの関係。知ってはいても、これだけはっきりグラフに現れると気持ちいいですね!
7.まとめ

投資をする際、利回りが高いほど資産が増える可能性が高く、効率的に資産形成できると考えがちですね。
でも、利回りや運用実績だけで判断するのは危険です。なぜなら、過去の一定期間における運用実績は、その時々の景気動向や経済情勢の影響を色濃くけた結果であり、それがそのまま将来の運用成績に直結するわけではないからです。
投資をする際は、必ず「投資対象」「投資の方法」「経費」のほか、「相場変動」「緊急時におけるリスク回避能力」などを総合的に判断するようにして下さい。
でも、初心者の方がいきなり「総合的な判断」と言われても、難しいですよね。
ロボアドバイザーは、そうした専門性の高い、労力の必要なタスクを自動で実施してくれます。
サービス内容とリスクを総合的に分析してくれるロボアドバイザーは、将来の資産形成の強い味方になってくれるはずです。
これらの情報を参考に、是非あなたにとって最適な投資ポートフォリオを手に入れてくださいね!
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THEO+docomo
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楽ラップ
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