【ビズリーチのビジネスモデル】ビズリーチと他の大手エージェントの違いをわかりやすく解説

『ビズリーチってどんなサービス?』
『他の転職エージェントと何が違うの?

今回は、数ある転職サイトの中でも特に個性的な『ビズリーチ(BIZREACH)』のビジネスモデルについて解説します。

転職エージェントの大手と言えばリクルートエージェントやマイナビエージェントが有名ですが、ビズリーチはそれら大手転職エージェントとは明らかに違うビジネスモデルを展開しています。

ビズリーチと他のエージェントのビジネスモデルの違いを理解することで、より有利な転職活動を展開できますよ!

編集長

私の周りにも、ビズリーチで転職を成功させた人は多くいます。転職経験者はほぼすべて登録しているのでは?と思うほど。転職を本気で考えている人も、まだ様子見の方もいずれも対応しています。

それでは早速見て行きましょう!

1.ビズリーチとは

『ビズリーチ(BizReach)』は、ビズリーチ社が2009年に開始した、高年収者(ハイクラス)向けの転職スカウトサービスです。

無料が当たり前の転職エージェント業界にあって、登録会員から月額利用料を取るという常識破りのサービスだった関わらず、わずか10年程度で売上高200億円超えを達成しました。

今でも一部サービスは有料ですが、基本的に無料で利用できるようになったビズリーチ。

転職経験者の間では「ビズリーチだけで充分では?」と言う人もいるほどです。

Check!【ビズリーチの主な特徴】
 【特徴1】年収1,000万円以上の求人が3分の1以上!
 【特徴2】採用企業数は15,500社超!
 【特徴3】複数の大手転職エージェントに横断的に出会える!
 【特徴4】特定の転職エージェント内でも、複数のヘッドハンターに出会える!
 【特徴5】企業の採用担当者にも直接出会える! 
ビズリーチの特徴をしっかり押さえ、最適な使い方をするようにしましょうね!

編集長

転職サービス最大手のリクルートキャリアは、2014年にハイクラス向け転職スカウトサービス「キャリアカーバー」を開始しましたが、公開求人数やヘッドハンターの数でビズリーチに大きく水をあけられてます。ビズリーチの特徴を詳しく知りたい方はこちらの記事をあわせてチェックして下さい

2.転職エージェントのビジネスモデル

ビズリーチのビジネスモデルを観る前に、一般的な転職サイトおよび転職エージェントのビジネスモデルを見て見ましょう。

下の絵を見てください。

これを見てわかる通り、一般的な転職サイトやエージェントは、求職者に対して主に情報やサービスを提供し、そうして得た優秀な人材を求人企業に紹介します。

転職サイトやエージェントは、その広告料や紹介報酬を求人企業から得て収益を成立させているんですね

編集長

転職サイトやエージェントが無料で利用できる理由がここにあります。絵を見るとよくわかります。

3.ビズリーチのビジネスモデル

今度はビズリーチのビジネスモデルを見てみましょう。

下の絵を見てください。

絵を見てわかる通り、ビズリーチは会員情報をデータベース化して求人企業に提供しています。

求人企業はこれまで、転職サイトの募集広告や、転職エージェントからの紹介に頼って採用活動を行ってきましたが、ビズリーチの人材データベースを使えば、求人企業が求職者に直接アプローチを行う『ダイレクト・リクルーティング』が可能になります。

求人企業が支払う人材データベースの利用料や紹介報酬は、大手転職サイトの広告料や転職エージェントの紹介報酬よりも安めに設定されている点もポイントです。

ビズリーチを利用することで、企業は「自ら、優良な求職者に、ローコストで」採用活動できるようになるんですね。

また、ビズリーチは同業となる他の転職エージェントにも自社の人材データベースを提供し、そこから利用料を得ています。

ビズリーチを利用すればわかりますが、リクナビやJACリクルートメントに代表される大手転職エージェントや、その他中小の様々なエージェントからコンタクトがあります。

加えてビズリーチは、求職者からも一部有料サービスで収益を得る仕組みを持っています。

主な有料サービスは「キャリアコンシェルジュ」「アカデミー」「シゴト診断」など。

ビズリーチの会員は審査で選別されている上に、有料会員は転職意欲が高く、求人企業にとっても魅力的なんですね。

一部有料化により会員の質を高めることで、求人企業やエージェント運営会社が集まり、スカウト数が増え、結果として、さらなる会員増につながる好循環を生み出す

とても優れたビジネスモデルと言えそうですね!

編集長

ビズリーチ社は、求人企業・エージェント運営会社・会員の3者から収益を得ている点が、他と比べて優れている点なんですね。


4.ビズリーチだけで充分か?

先に紹介した通り、ビズリーチに登録しておけば、例えばリクルートエージェントJACリクルートメントのような大手転職エージェントと会うことができます。

同じ転職エージェントの中でも、個人単位で別々のヘッドハンターがコンタクトしてくるのも面白いです。

また、転職活動は「今すぐにでも転職したい人」と「ちょっと様子見で、まずは情報収集からという人」で大きく異なりますが、ビズリーチはそのどちらにも対応。

ある程度軸が決まっていて、すぐにでも転職したい人は、連絡があったエージェント経由でどんどん応募するのが良いですし、ちょっと様子見の人も、「とりあえずお話だけでもどうですか?」と言ってきた人に、とりあえずあってみるととても勉強になります

複数のエージェントに情報登録して、それぞれ担当者に会い、それぞれ先行活動を進めるアクションは、思っている以上に時間がかかり負担も感じます。

忙しい人ほど、ビズリーチ1本で充分かもしれませんね!

ビズリーチの公式サイトへ


5.まとめ

リクルートエージェントマイナビエージェントのような大手サービスでも、良いエージェントもいれば悪いエージェントもいます。

自分のノルマをこなすために、求職者の希望そっちのけで、入れやすそうな企業ばかり紹介してくるダメエージェントは、どのサービスにも存在します。

しかしそんな中でもビズリーチは、より馬力のある良いエージェントに出会える可能性の高いサービスです。

積極的なキャリアアップやキャリアチェンジが世間的な評価を高める時代です。

ビズリーチをうまく使いこなして、是非希望のキャリアパスを描いください。

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