【オードリー・タン】台湾の天才IT大臣の凄さを1分で解説


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Courtesy of Yingjing Li/Reuters

最近ニュースで台湾のオードリー・タン氏の名前を聞いたことはありませんか?

オードリー・タン?
聞いたことないな。。どんな人?

若干35歳で台湾のデジタル担当大臣に就任し、コロナ禍で一躍世界が注目するオードリー・タン氏。「台湾のコンピューター界における偉大な10人の中の1人」とも評されるオードリー・タン氏について1分で解説します。


1.オードリー・タンとは?


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Courtesy of Yingjing Li/Reuters

オードリー・タン氏の経歴をざっくり紹介します。

1981年に生まれたオードリー・タン氏。両親はジャーナリスト。生後8ヶ月で言語を話し始め、8歳でプログラミングができていたと言います。

小中学校では転校を繰り返し、14歳で中退。ネット経由で興味のある分野の研究者にコンタクトを取るなどして学びを深めていきます。のちにタン氏はこう語っています。

学ぶたびに学校を卒業する必要はないと思った。学びたいことはすべてインターネット上にあり、そこから学べばよい。」天才ぶりが見て取れますね。

その後はプログラマーやハッカーとして頭角を現し、16歳でインターネット企業の立ち上げに参画し、アップルなどの有名企業の顧問も歴任。アップルオファーは時給1ビットコイン(100万円超)と言うから驚きです。

24歳の時には、自身のブログでトランスジェンダーであることを公表したのも印象的です。

2014年に、中国との貿易協定に抗議した学生たちのデモ「ひまわり学生運動」に参加。現場からのネット中継を実現させるなどの実績を残します。2016年には35歳の若さで蔡英文政権のデジタル担当大臣に就任。史上最年少の若さだったそうです。

政府の仕事を「徹底的に見える化」するなど、今世界中で注目の人物です。


2.なぜ注目されるのか?


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なんといってもコロナ禍への対応で成功したのが大きいです。

台湾が深刻なマスク不足に見舞われた際、政府が握るマスクの在庫データを一般に公開することに着手。

市民が持つ健康保険カードと購入歴を紐付け、大人1人につき週2枚を確実に提供するための仕組み整備。シビックエンジニアと言われる民間のプログラマーの協力を仰ぎ、3~4日というごく短期間で薬局の場所とマスクの在庫がわかるマスクマップを完成させたと言われています。

最初は30分おきに地図上の在庫データが更新される仕組みだったのも、30秒にするなどの改善を繰り返し、台湾は新規感染者の発生の抑え込みに成功。世界でも珍しい「成功例」をデジタルの力で実現したんですね。


3.タン氏の人柄

タン氏の話を聴いていると常におおらか。誰とでも分け隔てなく接し、包み込むようなやさしさを感じます。

そんなタン氏の人柄を良く表している言葉があります。

完璧なものなど忘れてしまえ
全てのものはひび割れていて、
そこから光がさしている。

何事にも先入観を捨てて当たるべきであり、ひびを見つけ、それを修復しようとして初めて、そこからさす光を見つけることができる…

凝り固まった価値観にとらわれず、台湾の大臣でありながら、パフォーマンスではなく10歳~20歳の若い人と分け隔てなく話す。そこから先入観のないアイデアを学び、政策にも反映していく…

タン氏の人柄を良く表していますね。


4.日本との関係

タン氏は日本に対しても非常に好意的です。ハフポストさんの取材では、日本人たちはとても親切。そして未来に住んでいるような感じだった」と語ってくれています。

「当時はシャープ・ザウルスのような”信じられないようなデバイス”があり、新しいテクノロジー機器を熱心に探求する日本の人たちと出会ったことが良い体験になった」とのこと。

東日本大震災などの災害で、助けが必要な被災地にボランティアとして出向く。最も大変な状況にある人たちをテクノロジーを使って助ける。そうした日本人の姿に好感を持って頂けているようです。


5.まとめ

台湾では「g0v(ゴブゼロ)」と言う仕組みがあります。

市民がテクノロジーで行政の動きや予算の内容などを可視化する仕組みで、オードリーさんの哲学でもある「徹底的な透明性」を体現したものとも言えます。

そんなオードリー・タンさんの原体験が日本にもあり、しかし日本が今やデジタル後進国になってしまいました。

この話を聴いたとき、私は台湾人の友人を思い出しました。学生時代は「日本のANAに乗るなんて高くて無理」と言っていたのが、10年前に会ったときには「日本のANAの機材は古くて座席ディスプレイもなく最悪ダヨ!台湾のエバーがいい!」と言っていたことが脳裏をよぎりました。

日本が止まってしまったのか、世界が速く動きすぎたのか、その両方なのか。

意見は様々ですが、いずれにしてもオードリー・タン氏、今後も大注目ですね。

編集長

オードリータンさんは、特に「Z世代」と呼ばれる新しい人たちの価値観・考え方に注目し、政治に取り入れたりしています。Z世代についてあまり知らない方は、こちらの記事に詳しくまとめましたのであわせてチェックして下さいね!

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